夫の単身赴任を経て

うちの男兄弟

私には2人の小学生の子供がいます。

ほんとにオリンピックでもあれば日本代表に選ばれるくらいの仲の悪さなんです。

マイペースなガラスのハートすぎる兄と、元気だけど口が達者すぎる弟のケンカ劇が絶えません。

ゲームすればケンカするし、食卓で向き合えばお互いにいちゃもんつけてケンカが始めるし、お風呂に入っていても、最初は珍しく遊んでいても気がつけばケンカ…

とにかくもう顔を見ればケンカが始まる状態です。

その度に兄が泣いて、私が仲裁に入って二人を叱り…

仕事より家にいる方が疲れる毎日。

そんなある日、仕事中に珍しく日中に夫から連絡が来て

「会社の辞令で名古屋に行くことになった」と。

夫は子煩悩で、私の育児でイライラしている時にこどもに寄り添ってくれる人なので、いつも仕事から帰宅してくれると私もホッと安心できていました。

それが「単身赴任!?」これは家族にとってビッグニュースだぞ。

ってか、「誰にとってもメリット無くない…?」

子供は夫のことが大好きだし、私にとっても平日の子供たちへのケアと土日の夕食は料理してくれる夫はかなり有難い存在だし、何より子供が大好きな夫を家族を離すなんて、大げさだけど不幸のストーリーしか見えて来ません。

でも、会社から推薦された選ばれし者ということなので命令は断れず、5年で関東に戻してくれという条件で引き受けました。

まぁ、私だけ頑張ればなんとかなるだろう。とにかく子供に寂しい思いをさせないようにしなくちゃ。

そこから、私はシングルマザーに。

余裕がない!

一週間は変に気が張っていて

いつもより私が早め早めの行動をして子供たちを急かして一日をなんとか乗り切る生活でした。

お友達の単身赴任経験者のママから心配されても「意外になんとかなってるよ」と答えていたのですが、それは一週間で終わりました。

やっぱり仕事から帰って来てから、夕飯作り、夕飯とお風呂を済ませたらゆっくりする時間が欲しくなりました。

子供がケンカしたら仲裁に入るのがめんどくさくなりました。

それも夕飯を作っている最中だと「自分たちで話し合って解決して!」とキッチンから言って終了。もちろん収まるハズもなく…

やっとのことで作った夕飯を食卓に並べると、

「あー今日のメニューこれかー」「え?これだけ?」「美味しくなさそう」なんて言われてしまったらドッカーン!🌋です。

ため息ばっかり出るようになり

常に「明日はあれやらなきゃ」「ゴミ出さなきゃ」「習い事送迎しなきゃ」など常に「やらなきゃ」に追われて常に心がフル活動。「やらなきゃだけど全部出来るかな?」不安に駆られて夜も眠れない日が続きました。

「単身赴任中のママってみんなこんな大変なの?」

「きっと子どもが素直でいい子なんだろうなぁ」

「それに比べ、うちはテレビつけたら夢中になって永遠に消せないし…」

「朝もなかなか起きてくれないし…」

「ご飯も長い時間かけて食べてるから食器洗えないし」

ぜーんぶ自分の立てたスケジュールが押し押し…イライラは募り…

ストレスを子どものせいにしていました。

ついには「お母さんばっかり一生懸命がんばってて、あなた達協力してくれないじゃん!」と言ってしまったこともあります。

言ってしまった後に後悔。その繰り返し。もうボロボロでした。

心が軽くなった本との出会い

あなたの許可なくして、誰も、あなたを傷つけることはできない。

引用元「7つの習慣」スティーブン・R.コヴィー

アメリカ合衆国の32代大統領のルーズベルトの奥様の言葉です。

この分を読んだ瞬間に心がスッと軽くなったのが衝撃でした。

「あっ。私が常に許可してたのね!?」と少し笑えました。

がんばりすぎる私へ言いたい

過去の自分に言ってあげたいのは、「自分を犠牲にしないでもっと自分の時間を過ごしていいんだよ。」ということ。

もし、ご飯作りが面倒くさかったら冷凍食品を使っても良いし、たまには外食しても良いんだよ。

もし、洗い物があることで気分が下がるなら割り箸と紙皿使って良いし、

もし、仕事前に子供の忘れ物を見つけてしまっても、サンダル履いて走って慌てて学校に持っていかなくてもいいんだよ。

忘れ物くらいどーにかなるって✋

もう、子どもも元気で、お母さんもいつも元気でウキウキしてて、ご機嫌だったらもうそれでいいじゃん!って。

お母さんが楽しそうだったらハッピーな空気は家族に必ず伝わるから、お母さんがまずは楽しい時間をを見つけて!

ではでは~。

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